5月8日。
スマホでいつものように適当にネットサーフィンしていたら、こんな記事を見つけてしまった。
Aqua Timez 解散
え、嘘でしょ?
マジの話なの?これ?
と、最初あまりの衝撃に戸惑いが隠せなかったのだが、
「Aqua Timez解散するらしいですよ」
と近くにいた職場の人に話したところ
「誰?」
と普通に言われてさらに衝撃を受けた。
その場にいた誰も彼らを知らなかった。
嘘でしょ?
みんな「決意の朝に」とか聞いてないの?
「等身大のラブソング」とか、めちゃくちゃ流行ったじゃん。
知らないってマジで?
今年中に彼らはすべての音楽活動を辞めてしまう。それだというのに、彼らを知らない人が世間にいるなんて。
彼らが世間からいなくなってしまう前にも、彼らの書いたすばらしい曲のことを、できるだけ多くの人たちに知って欲しい。
この記事では、彼らのことをよく知らない人のためにも、Aqua Timezの名曲たちをお伝えしていきたいと思います。
もくじ
メンバー
太志(ふとし)
ボーカル担当。ほぼ全ての曲の作詞作曲を担当。
敬愛するバンドはミスチル、スピッツ、ブルーハーツ。
ミュージシャンの友達がめちゃくちゃ多い。(ミスチルの桜井さんやウーバー、ワンオクのボーカル、小田和正などと親交があるらしい。凄いな)
OKP-STAR(オーケーピースター)
ベース・コーラス担当。Aqua Timezのリーダー。
ヘビメタ好き。敬愛するバンドは「メタリカ」。太志と曲の好みが全然違う。
大介(だいすけ)
ギター・プログラミング・コーラス担当。
影響を受けたアーティストはX JAPANのhide。
毎週マガジンを買っている雨男。
mayuko(まゆこ)
キーボード・ピアノ担当。
影響を受けたミュージシャンはaiko。aikoのコピーバンドをしていたこともある。
ライヴでは基本裸足。
TASSHI(タッシー)
ドラム担当。
影響を受けたアーティストは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、B'z、 L'Arc〜en〜Cielなど。
紅白出場の際、一人だけ警備員に止められたことがある。
代表曲
等身大のラブソング
2005年に発売された、Aqua Timezのデビューミニアルバム「空いっぱいに奏でる祈り」に収録された1曲。
当時の中高生たちの間で猛烈なヒットを飛ばし、「ラブソング=この曲」という等式を作り上げ、Aqua Timezの名を世に知らしめた名曲である。
決意の朝に
2006年に発表されたメジャーデビュー後初のシングル。
当時公開された宮部みゆき原作のアニメ映画『ブレイブストーリー』の主題歌となり、バラエティ番組やCMなどで何度もこの曲が流されたことから、中高生以外の人気も獲得するに至る。
また、彼らはこの年初めて紅白歌合戦に出場し、本番でこの曲を披露している。
(そしてその会場入り口でドラムのTASSHIは警備員に止められた)
千の夜をこえて
前出の「決意の朝に」と同年に発表された曲。
その当時からすでに大人気だった週刊少年ジャンプ掲載の漫画『BLEACH』の映画『劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY』の主題歌となる。
ALONES
2007年に発表された曲。
「千の夜をこえて」同様に、超人気漫画『BLEACH』のアニメOPとして起用される。
当時BLEACHのアニメを見ていた少年少女たちは100%この曲を口ずさむことができるだろう。
虹
2008年に発表された、仲間由紀恵主演のドラマ『ごくせん 第3シリーズ』の主題歌となった曲。
あまりにも有名な曲のため、おそらく2008年に日本にいた人の誰しもが、冒頭の「大丈夫だよ 見上げればもう~」という歌詞を聞いただけで、「あ、この曲知ってる」と絶対になるはず。
Velonica
2009年に発売されたシングル「velonica」
こちらも、週刊少年ジャンプに掲載されていた大人気漫画『BLEACH』の9代目アニメOPとなった楽曲。
こうやって見ると、Aqua TimezとBLEACHとはとても縁の深い関係だったことが分かる。
まとめ
Aqua Timezは、確実に日本を代表するロックバンドの一つだ。
今で言うONE OK ROCKや米津玄師のような、若者から圧倒的な人気を誇るバンドでありアーティストだった。
彼らの曲とともに青春時代を過ごした人は多いし、思い出の曲として今でも大事に想う人も多いだろう。
だから例え彼らが解散したからといって、この名曲たちが無くなることはない。
だからどうか、彼らの作ったこの名曲たちが、一人でも多くの人々に届くことを願いたい。
…でも、本音を言えば
「解散なんかするな」
この記事を書いた人
クボノ。映画とマンガとアニメとゲームをこよなく愛するカレイ。